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ファッション界に数々の影響を与え続けるファッション・ディレクターの干場義雅さん。“ちょいワルオヤジ”で一世を風靡した雑誌『LEON』の創設メンバーであり、独自のファッション理論で、ご主人をイケてるご主人にミラクルに変身させるTVコーナーでも人気のあの方!感激屋さんで涙もろい一面もまた魅力な、心優しきジェントルマンです。
フラワーバレンタインにも心から共感してくださり、アンバサダーとして様々なメディアやトークショーでご活躍いただいてます。今回は、忙しくイタリアと日本を行きしていらっしゃる合間にお話を伺いました。干場(ホッシー)流こだわりの花贈りスタイルほか、カッコよく生きる男のコツがいろいろ学べます!

Interview

イタリア花事情

お若い頃から仕事やプライベートで何度となくイタリアに行かれている干場さん。イタリアの花事情を聞いてみた。
ヨーロッパ全般にそうだと思いますが、イタリアでも街角のあちこちで花を売っていますよね。買う場所がいたるところにある。レストランで食事をしていても、花売りの人が花を売りに来る。そういう意味で、イタリアには日常の中に花がある感じがします、花が身近。
イタリアのお洒落なおじさんは、スーツのフラワーホール※に花を一輪いれているんですよ。そう、ここのホールは、本当は花を挿すためにある。スーツ、シャツ、タイに、花もコーディネートしたりして、それが何とも素敵なんです。
僕もイタリアにいったらたまにやります。僕の一張羅のカシミアのストライプのスーツがあるんですが、パーティーでそれを着る時には、白いチーフにフラワーホールには紫の小花をちょっと添えたりするんです。
すっごくお洒落なおじさんが、ポケットにアメやドングリをしのばせてて、それが女性との会話のきっかけになったり。フラワーホールの花にしてもドングリにしても、格好いいのにおちゃめなんですよね。その抜け感が男の色気って感じですよね。

(※フラワーホール… スーツの左襟にある穴。昔は風よけのためにスーツの襟を立てて着ることがあり、その際にバタつきを防ぐために付けられたボタンホールの名残。その後、この部分に花を挿して飾っていたことから「フラワーホール」と呼ぶ。)

花は五感を刺激するもの

もちろん女性に花を贈ることには慣れていらっしゃると思うが、あえて聞いてみた。
「僕は女性を楽しませたり、喜ばせる時に『五感』」というものを大切しています。食事をしたり、ハグをしたりといろいろな表現方法はありますが、『花』はそのうちの一つだと思います。見ても美しいし、香りもいいし、花びらもそれぞれ質感がちがって、まさに五感を刺激するものだと思うのです。だから、僕にとって女性に花をプレゼントすることは特別なことではなく、ごく普通のことなのです」

プレゼントするのは、定番の美しい花。あるいは、エネルギーがある季節の花

男性が花を買う場合、「何を買ったらいいかがわからない」とよく聞くが、花贈りに抵抗のない干場さんはどんな花を選ぶのだろうか。
「僕はベーシックなものしか買いません。例えば真っ赤なバラとか、白いカラーとか。自分の中で『これだ』と思うものを信じて、それを僕のスタイルとしています。ベーシックなもの以外だとしたら、あとは『エネルギー』のある花。季節の花、旬の花というのは、その時に一番美しく見えるものということですよね?服も同じですが、重要なのは何より『素材』なのです。」
女性に合わせて花選びをするのかと想像していたが、意外な答えが返ってきた。
「よく、たくさんの種類の花が入ってるブーケやアレンジメントがあるじゃないですか。そういうのって、それぞれの花が目立たなくなってしまうし、質感がぼけてしまうと思うんです。だから、花束を贈る時も一種類の花でシンプルなラッピングで作ってもらいます。でも、ラッピングやリボンの色や質感があっていないとせっかくのお花も台無し。持って歩くのもいやになってしまうから、そういったディテールにはこだわりますよ。」
花屋で何を買ったらいいか悩んでしまう男性も多いはず。だとしたら、干場さんのように、「プレゼントするならこれ」という花をあらかじめ決めておくのも一つの手かもしれない。
「僕にしてみれば、花もファッションも一緒。たくさんアクセサリーを着けてしまうと、美しさの本質がぼやけてしまう。素材が良いものを、本物を少しでよいから身に着ける。それが僕のスタイル、そのスタイルは花選びにも一貫しています。『自分のスタイル』を持てば、それでいいと思うのです。男性も、そんな自分のスタイルをわかってくれるような、行きつけの花屋さんがあるといいですよね。青山ならここ、銀座ならここ、とかね。そんなアプリがあってもいいかも、そのアプリを入れてる男がカッコいい、みたいなね。」
とはいえ、こんな成熟した花贈りのスタイルに行き着くには、他にも何か理由がありそうな・・・
「実は・・・若い頃ずっと年上の女性とお付き合いしていて、その時にずいぶんと教育されたんですよね。それこそスーツの着こなしから女性のエスコートの仕方から、花の贈り方まで・・・。彼女が好きだったのは赤いバラと白いカラ―でした。花もいろいろな種類を混ぜればいいわけではない、一種類だけでも十分。ラッピングもシンプルに一色でいい・・・僕の場合、その彼女からうけた影響がすごく大きいですね。だから今でも花贈りはその頃の教えに忠実な感じです(笑)
なるほど、そういうことでしたか。妙に納得しました。でも干場さんなら教育しがいがあったでしょうね(笑)
花贈りの際の男性のファッションの心得とかありますか?女性を引き立たせる秘訣も何かありそうですよね。
「究極の花贈りシーンと言えそうな・・・映画『プリティーウーマン』のリチャード・ギアを思い出してみてください(梯子をのぼって赤いバラを贈るラストシーンが印象的な)。映画の中のリチャード・ギアのファッションにも注目してほしいのですが、ドレスアップしたジュリア・ロバーツの隣でエスコートするリチャード・ギアはシンプルなタキシード姿。女性と男性の華やかさの比が6:4ぐらいであることが隣にいる女性の美しさが引き立つちょうどよいバランスなのです。花束を持つ男性のファッションも、花の華やかさを6としたら4ぐらいにおさえると、花を持って歩く姿もカッコいいんじゃないかな。でもね、本当に伝えたいのは“花はカッコよく贈らなくてもいいんだよ”、ということ。『プリティ・ウーマン』でも、結果的にリチャード・ギアだからあの梯子を上って花を渡すシーンもカッコいいけど、女性が感激するのは、たぶんそこまでして花を贈ろうとしてくれた「気持ち」の方だと思うんですよね。だから、スーツじゃなくても、Tシャツ+ジーンズだって全然OK。Tシャツ+ジーンズ+“花”で、十分ジェントルマンになれる、女性を大切にしたい気持ちは伝わります。」

家2軒分くらいの洋服を買って、たくさん失敗もして気がついたこと。「自分のスタイルを持つこと」こそが、カッコいい!

「ちょいワル」「モテるオヤジ」など、メンズファッション誌で、いろいろな流行を発信してきた干場さん。そのルーツは?
「実は、僕の実家はひいおじいちゃんから三代伝わるテーラーだったんです。一着数十万するようなスーツを作っていた。子供の頃から洋服は好きで、洋服の仕事をしたいとずっと思っていましたが、父親から『家業はつがなくていい。むしろ、継ぐな』と言われたんです。ちょうど、安価なスーツを提供するチェーン店が出始めた頃でした。『時代も変わってきて、こういうテーラーはそのうちに無くなるかもしれない。洋服が好きならもっと違うことをしろ』と言われ、編集者になることにしたんですよ」
確かに干場さんのファッションはとてもトラディッショナルだ。「本質」や「スタイルをもつ」ということにこだわるようになったのはどんなきっかけなのだろうか。
「僕はさかなクンならぬ洋服クンなんです。洋服オタクですよ。洋服は、今までに家が二軒くらい建てられるぐらい買いました(笑)。若い頃はいろいろ失敗もしましたけどね。
価値観が変わってきたのは、30代の前半に『LEON』から『OCEANS』の立ち上げに関わったくらいの時からかな。雑誌というのは、広告収入で成り立っているので、広告主の商品を紹介する時は悪い点も見て見ぬふりをしなければならない時もあります。自分は本当はいいと思っていなくても『良い』と書かなければならない。なんだか読者をだましているようで、その矛盾に耐えられなくなってしまった。で、結局編集者はやめて、自分が本当にいいと思うものだけを紹介いこうと思ったんです。時代によって移り変わるファッションよりも、普遍的な美しいスタイルを持つことこそがカッコイイと思えてきたのです」

「海外ではすべてがレディーファースト。『チョコをもらってる場合じゃない、花を渡すことがかっこいい』と信じて、実践あるのみ!」

「海外では、すべてがレディーファースト。男性がドアを開けてあげたり、女性を先に歩かせるじゃないですか。だから、男性から先に何かをプレゼントして、そのお返しにチョコレートをもらうならいいけれど、先に女性からもらうこと自体がおかしいですよね。男性は女性を常に尊重しなければならないと思うんです。
世の中にはいろいろな行事とかあるけれど、“いったいこれって、どういう意味なんだっけ?”ということも少なくない。そんなときは“本質”に立ち返ってみたらいいと思うんです。バレンタインデーももともとは何のための日だったのかな?って。今、あらゆることが“BACK TO THE BASIC”、基本に立ち返ることの大切さが見直されてますよね。」
最後に・・・
とはいっても花を買ったり、プレゼントするのがどうにも恥ずかしいと思っている男性はどうしたらいいでしょう?
「とにかく一度『花贈り』をやってみるしかないですよ。実践あるのみ!僕に言わせるとバレンタインデーに『チョコレートをもらっている』方が恥ずかしい。『花をプレゼントするより、チョコレートをもらう方が恥ずかしいんだ。花を渡す方がかっこいい!』くらいに思ったらいいんじゃないかな。そして、花を受け取ってくれた女性が喜んでくれたら、最高じゃないですか。人生はいい思い出の集積。花をもらったことは一生心に残ると思うんです。咲いて散ってしまう花だからこそ、心に残るのかもしれませんよね。
バレンタインをきっかけに男性が花を贈ることが普通になってくれたらうれしいですよね。フラワーバレンタイン、僕もアンバサダーとして、どんどんおすすめしていきますよ。」
干場さん、たくさんの楽しいお話ありがとうございました!ぜひ私たち女性のためにも(!)男性の花贈りをこれからも応援してください~♪♪

(取材&TEXT N.OGAWA&T.HAINO)

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